断熱材の雑な取扱いによる断熱性能の低下.docx

断熱材のカタログには、断熱性能(熱貫流率)などの性能がグラフなどとともにびっしり書かれています。
しかし、これは実験室の理想状態で計測した計測値であり、その断熱材がどのような梱包材で運ばれ、どのように取り扱われて現場に納入されるかについては、全く書かれていません。
現場では、あらゆる材料が搬入されしっかり分別されずにおいてある場合があります。

例えば、外壁用の断熱材の近くにサイディング(=外壁素材の一種)が置かれており、断熱材を包んでいる薄いビニールが傷ついて、その後雨に濡れ水浸しになっている断熱材がよく見受けられます。
いざ外壁部分に断熱材を取り付ける段になっても職人は、乾燥させる事もなく、無造作に壁下地材に張り付けていきます。また工期が短いため
雑な作業となり、アルミ箔が破れても修復せずどんどん施工していきます。

つまり、カタログに記載された断熱性が著しく低下させられて貼り付けられていくことになります。
その点吹付による発泡ウレタン断熱材は、貼りつきがよく外壁を張った後の施工ということもあって、キズがつきにくいですが、燃えやすいという欠点がありますが施工安定性は十分です。
このように、実験室での断熱性能より、現場でどのくらい取り扱いやすい断熱材かが、問題になることが大いにあり、それは現場監督の裁量にかかっていると言えます。

 

One comment

  1. WordPress コメントの投稿者

    こんにちは、これはコメントです。
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